パソコンの節電方法5選!おすすめの選び方や使い方を解説!
仕事や趣味など、自宅でパソコンを使う方は多いでしょう。パソコンのタイプや使い方によって消費電力が変わり、電気代が変わります。そこで本記事では、パソコンを使用する際の節電方法について解説します。パソコンの電気使用量や電気代についてもお伝えするので、パソコンをよく使う方は参考にしてみてください。
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パソコンの電気使用量
パソコンで消費する電気量は、パソコンのタイプや性能、作業内容によって異なります。パソコンのタイプ別電気使用量の目安は以下の通りです。
ノートパソコン | 約4~50W |
デスクトップパソコン | 約50~150W |
ゲーミングパソコン | 約300~1200W |
一般的には、デスクトップよりもノートパソコンの方が消費電力は低いです。また、ゲーミングパソコンは性能が低めであっても300W程度の電力を消費し、一般的なパソコンよりも電力消費量は高いといえます。パソコンの消費電力は動作によっても異なり、次の作業の際は消費電力が大きくなります。
- パソコンの起動やシャットダウン
- 動画編集や写真加工
- 動画視聴やゲーム
- 複数のアプリの使用
パソコンにかかる電気代
電気代は「1時間あたりの消費電力(kW)×電気料金の単価(円/kWh)×使用時間(時間)」で計算します。たとえば、電気料金の単価が30円/kWの場合、50Wと記載されているパソコンを1時間使用したとして計算してみます。すると、1時間の使用でかかる電気代は「0.05kW×30円/kW×1時間」で1.5円です。1日に8時間使えば12円となり、30日間使うと360円かかる計算となります。
数百円の電気代だと安く感じるかもしれませんが、ゲーミングパソコンの場合は1日に8時間30日間使用すると、3,000円から5,000円程度かかることもあるので、注意が必要です。
パソコンの節電方法
パソコンの節電方法を5つ紹介します。パソコンの電気代が気になっている方は、できるところから取り組んでみてください。
省エネのパソコンを選ぶ
パソコンを選ぶときには、省エネ性能の高いものを選びましょう。たとえば「エナジースター」の省エネ認証を受けた製品は、待機状態が一定時間を経過すると省エネモードに自動的に切り替わるため、通常のモデルに比べて消費電力を抑えられます。そのほかにも、省エネ機能が搭載しているかも確認してみるといいでしょう。
また、デスクトップよりもノートパソコンの方が消費電力は低くなるので、デスクトップにこだわらない方は、ノートパソコンがおすすめです。
ディスプレイの明るさを調節する
パソコンを使用する際は、ディスプレイの明るさを調節しましょう。ディスプレイが明るいほど多くの電力を使うため、作業に支障のない範囲で明るさを下げると、電力の消費を抑えられます。設定画面やキーボードなどで明るさを調節できるので、周りの明るさや作業内容に合わせて調節してみてください。
省電力モードに設定する
パソコンの設定で省電力モードを有効にするのもおすすめの方法です。省電力モードを有効にすると、自動でディスプレイの輝度を下げたり、使用していないときにスリープモードになったりします。省電力モードでは、ディスプレイやハードディスクの無駄な動作を制限するので、電力の節約が可能です。とくに長時間パソコンを使う方は、設定しておくといいでしょう。
電気料金のプランを見直す
パソコンの使用時間が長い場合、電気料金のプランを見直すのも一つの方法です。電力使用量に応じたプランに変更することで、電気代を抑えられるでしょう。また、パソコンの使用時間に合わせて、夜間や休日の電力が安くなるプランの検討もしてみましょう。
電力会社を見直す
電力会社によって、さまざまなプランを提供しています。そのため、複数の電力会社のプランを比較し、パソコンを使用するパターンに合ったところを選ぶことで、電気代を抑えられる可能性があります。
節電を意識してパソコンを使いましょう
パソコンの選び方や使い方によっては、電力消費を抑えることが可能です。パソコンの性能や使い方を見直し、節約を意識して使いましょう。