再エネの種類一覧!主な再生可能エネルギーの特徴とメリットを紹介 | 株式会社情熱電力

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再エネの種類一覧!主な再生可能エネルギーの特徴とメリットを紹介

再生可能エネルギーのイメージ

近年は、地球環境のために再エネが注目されています。しかし、再エネにはどんな種類や特徴があるのか、くわしく知らない人も多いはずです。そこでこの記事では、再エネの種類やそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

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再エネとは?

再エネとは、再生可能エネルギーの略称です。再生可能エネルギーは、太陽光、水力、風力、地熱などの自然由来のエネルギーを指し、温室効果ガスを発生させずに繰り返し使用できるのが特徴です。環境に配慮できるエネルギー源として、近年は世界的にも再エネの使用を推進しています。

再エネの種類一覧

再エネの種類を、5つ紹介します。

  • 太陽光発電
  • 風力発電
  • 水力発電
  • バイオマス発電
  • 地熱発電

太陽光発電

太陽光発電は、太陽の光によって発電する方法です。日の当たる場所に発電パネルを設置し、昼間に太陽光を当てることで電気を作ります。日本の再生可能エネルギーによる発電は全体の約20%ほどとなっており、そのうち8.5%は太陽光発電によるものです。

太陽の光が当たる場所ならどこでも発電できるため、近年は企業や一般家庭でも取り入れられています。しかし、太陽が昇っていない夜間や天気の悪い日は発電できないのがデメリットです。

風力発電

風力発電は、風が吹く力で風車を動かして発電する方法です。風が吹く環境であればどこでも稼働でき、昼夜を問わず発電できるのがメリットです。しかし、風量は天候による部分が大きく、電力供給が不安定な場合があります。また、風車を回すと音が発生するため、住宅の近くには設置が難しいのもデメリットです。

水力発電

水力発電は、水の流れる勢いで水車を動かして発電する方法です。上下水道やダム、農業用水など、水を多く確保できる場所で稼働できるため、水資源の多い日本に適した発電方法となります。また、太陽光発電や風力発電のように天候に左右されないため、安定的に電力を供給できるのもメリットです。しかし、水力発電のためのダム建設は、自然環境を破壊するとも懸念されています。

バイオマス発電

バイオマス発電は、木くずや燃えるゴミなど、化石燃料以外のものを燃やして発電する方法です。利用する燃料は木の廃材や家畜の排泄物、生ゴミなど本来廃棄するものなので、廃棄物を無駄にしないというメリットがあります。しかし、燃やすものの確保に時間とコストがかかることや、化石燃料ほどではないにしろ燃やす時にガスを発生させてしまうなどのデメリットもあります。

地熱発電

地熱発電は、マグマの熱で発生した蒸気によりタービンを回して発電する方法です。火山地帯である日本は地熱を利用しやすい環境にあり、この発電方法は古くから用いられてきました。他の再エネと違い、天気や時間に左右されず、電力供給が安定しているのがメリットです。しかし、地熱発電の設備を設置するには高額なコストがかかるだけでなく、火山地帯には温泉なども多いため建設できない場合があります。

再エネが必要とされる理由

再エネが必要とされる理由を、2つ紹介します。

  • 地球温暖化対策になる
  • エネルギーの自給率を上げられる

地球温暖化対策になる

日本の発電方法は火力発電が主力となっており、化石燃料を燃やすことで温室効果ガスを発生させて、地球温暖化を進めてしまうのが大きな課題となっています。

地球温暖化が進むと、農作物の育ちが悪くなる、海面の上昇によって沿岸が水没するなど、様々な悪影響を及ぼすため対策を行わなくてはなりません。そこで再エネによる発電を取り入れると、温室効果ガスの発生を抑えられるため、地球温暖化対策になります。

エネルギーの自給率を上げられる

日本の発電方法は、火力発電が全体の約70%を占めています。火力発電では石油や石炭、天然ガスなどの輸入資源を燃やすため、日本のエネルギー自給率は主要国の中でもかなり低いとされています。そこで再エネによる発電を取り入れると、日本にあるものだけで発電できるため、物価上昇や世界情勢などに左右されにくいです。電力を安定的に供給できるようになるので、将来的にも再エネが必要とされています。

地球にやさしい再エネの種類を理解しましょう

再エネには、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマスなど様々な種類があります。それぞれの発電方法にはメリット・デメリットがあるため、設置できる環境に合わせて取り入れるのが大切です。地球環境にやさしい再エネの種類を理解して、温室効果ガスの削減を目指しましょう。

再エネに関するお問い合わせは→株式会社情熱電力

この記事の著者

Naczi

1977年1月17日生まれ 長野県在住。旅人生活を経験し学ぶことの大切さを知り、25歳で立命館(法)に入学。卒業後リクルートを経て起業し並行して政治業界でも活動。2016年電力小売自由化に伴い電力業界に参入しゼロベースからノウハウを構築。幅広い知識が必要な業界であり、かつ、変化の激しい電力業界でお客さまが本当に安心できるインフラ企業の実現を目指す。

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