オフィスの光熱費を削減する6の方法!節約のポイントや注意点を解説
オフィスでは電子機器や空調、照明などで多くの電気を消費しています。そのため、オフィスのコストを削減するには、光熱費を見直すことが大切です。本記事では、オフィスの光熱費の平均や、コスト削減の方法を紹介します。
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賃貸オフィスの光熱費の請求方法
賃貸オフィスの場合、光熱費の請求方法は以下の2つがあります。
- 店舗ごとの請求
- ビル一括での請求
店舗ごとの請求
店舗やオフィスごとで電力会社に光熱費を支払う場合、電力会社や料金プランを自由に選べることがメリットです。ただし、オフィスが入っているビルの受電方法によっては、選択した電力会社と契約できないケースがあります。そのため、賃貸オフィスを契約する前に、受電方式を確認することが大切です。
ビル一括での請求
オフィスが入っているビルが一括で請求する方法では、テナントごとに設置された電力計で消費電力を計測して、各テナントに電気料金を請求します。建物全体の電力供給を一括で管理しているため、テナントが個々で契約するより割安になるケースがあります。
オフィスの光熱費の平均
オフィスの光熱費は、広さによって大きく異なります。広さ別の光熱費の平均は以下の通りです。ただし、コールセンターのような受電設備があるオフィスでは、目安より光熱費が高くなるので注意が必要です。
広さ | 従業員数 | 光熱費 |
10坪 | 約5~6名 | 約20,000円 |
30坪 | 約20名 | 約40,000円 |
80坪 | 約50名 | 約80,000円 |
オフィスの光熱費を削減する方法
ここからは、オフィスの光熱費を削減する6の方法を紹介します。
- 電力会社や料金プランを見直す
- 照明をLEDに変える
- 省エネ効果の高い設備に変える
- 空調設備のメンテナンス・見直しを行う
- クールビズを導入する
- オフィスの使用時間を短縮する
電力会社や料金プランを見直す
電気代の支払いがテナントごとになっているのであれば、契約する電力会社やプランを選ぶことができます。近年では電力販売の自由化によって、多くの企業が電力の小売り事業に参入しています。会社ごとに提供される料金プランは異なるので、使用時間やシーンに最適なプランを探してみましょう。
照明をLEDに変える
オフィスで使われる電力のうち、照明が約25%を占めるといわれています。そのため、照明を蛍光灯から寿命が長く消費電力の少ないLED電球に変えることで、コスト削減につながります。
省エネ効果の高い設備に変える
オフィスで使用しているOA機器や電化製品を省エネ効果の高いものに替えることでも、節電効果が期待できます。設備の買い替えは初期費用がかかりますが、長期的な目でみると節約になるケースもあるので、古い設備を使い続けている場合は、買い替えを検討することをおすすめします。
空調設備のメンテナンス・見直しを行う
空調や室外機に汚れが溜まっていると、効きが悪くなってしまいます。ホコリが健康被害を引き起こすおそれもあるので、空調設備のメンテナンスを定期的に行うことが大切です。
また、エアコンのみでオフィスの温度を調整しようとすると、エアコンに大きな負荷がかかり、電気代が高くなります。エアコンからの距離によって温度にムラができやすいので、扇風機やシーリングファンを併用して、室内の空気を効率的に循環させましょう。
クールビズを導入する
夏場の暑さを低減するには、衣類で体温調節することも大切です。クールビズは快適に過ごしやすくなるだけでなく、エアコンが使用するエネルギーを抑えられるため、地球環境の改善にもつながります。
オフィスの使用時間を短縮する
残業を減らしてオフィスの使用時間を短縮することも、効果的な節約方法です。残業が必要な場合は、使用する場所以外の照明や、使用しない機器の電源を消して節電を心がけましょう。
電力会社や設備を見直してオフィスの光熱費を節約しよう
オフィスの光熱費は、照明や使用機器を省エネ効果の高いものに替えたり、空調のメンテナンスをしたりすることで節約できます。また、テナントごとに電力会社と契約できる場合、会社や料金プランを変えるだけで電気代を大幅に削減できるケースがあるので、使用時間やシーンに最適なプランを探してみましょう。
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