夏のエアコン代を節約するには?無理なく電気代を抑える方法を紹介
夏の厳しい暑さの中でも快適に過ごすには、エアコンが欠かせません。しかし、エアコンの使用によって、夏の電気代が高くなることを心配する人も多いでしょう。本記事では、夏のエアコン代を節約するポイントを紹介します。
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夏の電気代の平均
電気代は世帯人数によって大きく異なります。世帯人数別の夏の電気代の平均は以下の通りです。単身世帯は、3ヵ月の平均値を示しています。
単身世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 | |
7月 | 5,059円 | 7,427円 | 8,729円 | 8,906円 |
8月 | 8,742円 | 10,130円 | 10,046円 | |
9月 | 9,811円 | 11,023円 | 11,847円 |
(出典:総務省 家計調査 単身世帯)
(出典:総務省 家計調査 二人以上の世帯)
夏の電気代のうち、約60%はエアコンが占めているといわれています。
夏のエアコン・電気代を節約する方法
夏の電気代を節約するためには、消費電力の多くを占めるエアコンの使い方を見直すことが大切です。ここからは、夏の電気・エアコン代を節約する方法7つを紹介します。
- 電力会社・料金プランを見直す
- エアコンは自動運転にする
- 短時間の外出の際はエアコンを消さない
- 状況に応じて使用する機能を変える
- 扇風機やサーキュレーターを併用する
- 定期的にメンテナンスする
- 室外機の周囲に物を置かない
電力会社・料金プランを見直す
夏に限らず、年間での電気代を大幅に削減できる可能性があるのが、契約している電力会社や料金プランの見直しです。近年では電気小売りの自由化により、多くの企業が電気販売業に参入していることで、料金プランも豊富になっています。ライフスタイルや住居のタイプに合わせて、最もお得になるプランを探してみましょう。
エアコンは自動運転にする
エアコン代を節約しようと、弱運転にしている人は多いのではないでしょうか。弱運転は消費電力が少ない一方、設定温度になるまでに時間がかかってしまいます。そのため常に弱運転にしていると、かえって電気代が高くなってしまうのです。エアコン代を抑えるには、自動運転に設定してできるだけ早く設定温度にすることが大切です。
短時間の外出の際はエアコンを消さない
エアコンは、起動時に最も電力を消費します。そのため、こまめにオンオフを繰り返すと、電気代が高くなってしまうのです。外出する際に、短時間であればエアコンは点けっぱなしにしておきましょう。
状況に応じて使用する機能を変える
エアコンには冷暖房機能のほかに、除湿機能が備えられています。温度と湿度に合わせて、機能を変えることで、電気代を抑えるだけでなく快適に過ごしやすくなります。
扇風機やサーキュレーターを併用する
冷たい空気は下の方に溜まりやすく、エアコンのみで部屋を冷やそうとすると、温度にムラが生じがちです。温度のムラがあると冷房の効率が下がってしまうため、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させて、ムラをなくしましょう。
定期的にメンテナンスする
エアコンのフィルターにホコリが溜まったままでいると、稼働効率が下がり、電気代が高くなってしまいます。2週間に1度を目安にフィルターの掃除を心がけましょう。
室外機の周囲に物を置かない
エアコンの室外機の周囲に物が置いてあったり、雑草が茂っていたりすると、室外機に負担がかかってエアコンの効率が下がってしまいます。エアコン代を抑えるには、室外機の周囲もチェックして、定期的にメンテナンスをすることが大切です。
夏のエアコン・電気代は工夫次第で削減できる
夏の電気代の多くは、エアコンが占めています。そのため、夏の電気代を削減するためには、エアコンの設定や使い方を見直して、効率よく稼働させることが大切です。また、電気代は契約している電力会社やプランを変えることで、大きく削減できるケースもあるので、一度見直してみましょう。
エアコンの電気代以外にも節電のコツがある! → 株式会社情熱電力