一人暮らしの光熱費の平均は?節約のポイントや注意点を解説
一人暮らしでは、生活における全ての費用を自分で支払わなければならないため、光熱費をできるだけ抑えたいものです。本記事では、一人暮らしの光熱費の平均と、節約のポイントを紹介します。
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一人暮らしの光熱費の平均
総務省統計局が行っている家庭調査によると、一人暮らしの1か月あたりの水道光熱費の平均は以下の通りです。ただし、季節変動や地域差も大きいため、毎月の予算を決める際は注意が必要です。
電気代 | 6,726円 |
ガス代 | 3,359円 |
上下水道代 | 2,239円 |
(出典:総務省 家庭調査)
一人暮らしで水道光熱費を節約するコツ
一人暮らしで水道光熱費を抑えるコツを、生活のポイントごとに紹介します。
電力会社・契約プランを見直す
光熱費を削減する際に生活全般でいえるのが、電力会社や契約プランの見直しです。2016年より始まった電気小売自由化によって、多くの企業が電力販売業に参入したため、さまざまな料金プランが生まれました。契約会社やプランを変更するだけで光熱費を大きく削減できる可能性があるため、自身のライフスタイルに合ったプランを探してみましょう。
居室の節約ポイント
居室の光熱費を抑えるポイントは、以下の2つです。
- エアコンのメンテナンス・設定の見直しをする
- 照明をLEDに変える
エアコンのメンテナンス・設定の見直しをする
エアコンのフィルターにホコリが溜まったままでは、稼働効率が下がってしまいます。2週間に1度を目安に、定期的な掃除を心がけましょう。また、エアコンは外気温と設定温度の差が大きくなるほど、電力を消費します。夏は28度、冬は20度を目安に設定しましょう。
照明をLEDに変える
LED電球は、通常の白熱電球と比べると、消費電力が少なく長寿命であることが特徴です。1日8時間照明を点灯させた場合、白熱電球をLEDに変えると1年で約2,300円の節約になります。
キッチンの節約ポイント
キッチンの水道光熱費を節約するポイントは、以下の3つです。
- 冷蔵庫の使い方を見直す
- 熱伝導率の高い調理器具を使う
- 食器はため洗いする
冷蔵庫の使い方を見直す
冷蔵庫は庫内の温度を調整して、冷えすぎないようにすることで、消費電力を抑えられます。また、一人暮らし用の冷蔵庫は容量が小さいため、食品を詰め込みがちです。庫内にものが溢れていると電力の消費量も増えるため、常温保存が可能なものは入れないようにしましょう。
熱伝導率の高い調理器具を使う
自炊する機会が多い場合、使用する調理器具を変えることで節約につながります。鍋やフライパンは、熱伝導率に優れたアルミ製のものを選びましょう。
食器はため洗いする
洗い物が少ない場合、数回分の食器をため洗いすることで、水道代の節約につながります。その際、水と洗剤を入れた桶につけておくことで、汚れが落ちやすくなります。
風呂の節約ポイント
お風呂の節約ポイントは、以下の3つです。
- 節水シャワーヘッドに変える
- 残り湯を洗濯で活用する
- ドライヤーの使い方を見直す
節水シャワーヘッドに変える
シャワーヘッドを節水タイプに変えることで、大きな節水効果が期待できます。節水シャワーヘッドは、水流の切り替えや止水ボタンなど機能が付いているものや、スキンケアができるものなど、さまざまなタイプがあるので、自身に合ったものを選びましょう。
残り湯を洗濯で活用する
洗濯機には、風呂の残り湯を活用する機能付きのものがあり、水道代の節約につながります。
ドライヤーの使い方を見直す
ドライヤーは消費電力が大きい家電のひとつです。そのため、ドライヤーを使用する際は、あらかじめタオルで水気を拭き取り、使用時間をなるべく短縮しましょう。
トイレの節約ポイント
トイレを使用する際は、以下2つの節約ポイントを心がけましょう。
- 水を流すときに大小を使い分ける
- 温水は寒い時期だけ使う
水を流すときに大小を使い分ける
トイレの洗浄水量は、大レバーが約8リットル、小レバーが約6リットルと、2リットルの差があります。水を流す際、常に大レバーを使用している場合、小レバーと使い分けて節水を心がけましょう。
温水は寒い時期だけ使う
温水洗浄便座を使用している場合、温水は寒い時期だけにすることで、節約につながります。また、便座を温める機能を使う際は、温度設定を低めに設定して、使用しない時はフタを閉めましょう。
一人暮らしの光熱費は工夫して節約しよう
一人暮らしの光熱費は、生活のさまざまな場面で節約のコツを心がけることで削減できます。とくに契約している電力会社やプランの見直しは、大きな削減が期待できるので、最適なプランを探してみましょう。
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