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企業(オフィス)でできる節電方法!電力消費の内訳も紹介

オフィスのエアコン

電気代の高騰により、節電を考えている企業も多いでしょう。電気代を節約するためには、適切な節電方法で無理なく進めていくことが大切です。そこで本記事では、企業の電力消費の内訳とオフィスでできる節電方法を紹介します。コスト削減に取り組みたい方は、ぜひ参考にしてください。

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企業(オフィス)の電力消費の内訳

経済産業省の資料によると、オフィスでの電力消費は次のように紹介されています。

  空調 照明 パソコン 複合機 エレベーター等 その他
夏季 48.6% 23.1% 6.6% 7.3% 7.3% 7.0%
冬季 33.5% 29.8% 8.6% 9.5% 9.5% 9.1%

オフィスでの電力消費は、夏季・冬季に関わらず空調が大きな割合を占めていることがわかります。次いで照明にかかる電力量が多いため、空調と照明を中心に節電に取り組むといいでしょう。

参照:経済産業省「夏季の省エネ・節電メニュー」

   経済産業省「冬季の省エネ・節電メニュー」

企業(オフィス)の節電方法

オフィスでの節電方法について紹介します。

空調の節電

オフィスの空調にかかる電力は、電気消費量のおよそ3~5割を占めています。まずは、削減効果の高い空調の効果的な節電方法を3つ紹介します。

温度管理を徹底する

オフィスの空調を節電するには、適切な温度管理が重要です。一般的には冷房設定は26~28℃、暖房設定は20℃前後が推奨されています。季節や外気温に応じて設定温度をこまめに調節し、無駄なエネルギー使用を防ぎましょう。

定期的に清掃する

空調機器のフィルターや内部を定期的に清掃することも大切です。フィルターが汚れていると、空調の効果が低下し、余計な電力を消費してしまいます。月に1度の清掃を心がけ、空調の稼働効率を上げましょう。

室内環境を整える

空調効率を上げるためには、室内環境を整えるのも有効です。窓やドアの開閉を最小限にして外気の流入を防いだり、ブラインドやカーテンを利用して日差しを調整したりすると効果的です。また、サーキュレーターや扇風機を併用し、室内の空気を循環させることで冷暖房効果が高められ、節電につながります。

照明の節電

次に、電気消費量のおよそ2~3割を占める照明の節電方法を紹介します。

LEDに切り替える

LED照明は、従来の蛍光灯や白熱灯と比べて消費電力が少なく、寿命が長いのが特徴です。従来型蛍光灯を直管型LED照明に交換した場合、約50%の消費電力を削減できるといわれています。初期投資が必要となりますが、電気代の削減効果が高いため、長期的なコスト削減と考えると無駄ではないでしょう。

自動制御システムを導入する

照明の自動制御システムを導入することも1つの方法です。人感センサーやタイマーを活用し、人がいないエリアの照明を自動的に消灯することで、消し忘れや無駄な照明を防げます。

OA機器の節電

次に、パソコンや複合機といったOA機器の節電方法を紹介します。

待機電力を防止する

パソコンやプリンターを電源に繋げたままだと、使用していないときも待機電力を消費します。そのため、長時間使わない機器は電源を完全にオフにするか、スイッチ付きの電源タップを使って無駄な待機電力を防止しましょう。

省エネモードに設定する

パソコンやプリンターなどは、省エネモードに設定することで消費電力を抑えられます。自動的にスリープ状態になるように設定し、使用していないときの電力消費を減らしましょう。また、ディスプレイの明るさを調節したり、未使用のデバイスをオフにしたりと、細かい調整を行うことも節電につながります。

その他

従業員の意識を変えたり、電力使用を「見える化」するのも有効な方法です。また、電力会社の見直しも節電につながる可能性があります。

従業員の意識を変える

オフィスの節電を進めていくには、従業員の理解と協力が欠かせません。節電の重要性を共有し、不要な照明や機器の電源を切る習慣を促すことで、日常的に節電していくことが可能です。

電力使用を「見える化」する

電力使用量を「見える化」し、どの設備や時間帯に多くの電力が使われているのかを把握することも大切です。リアルタイムで電力消費を表示することで、従業員の節電意識も高められるでしょう。定期的にデータを分析し、節電の効果を評価しながらさらなる対策を立てていくと、より節電効果を高められます。

電力会社を見直す

電力会社や契約プランの見直しを行うことも有効です。オフィスの電力使用状況に応じて、最適なプランを選ぶことで、大きな節電効果が期待できます。複数の電力会社を比較し、自社に合ったプランや時間帯別の料金設定を検討しましょう。

できるところから節電に取り組みましょう

オフィスでの電力使用量は、空調や照明が大きな割合を占めています。空調の温度設定の見直しやLED照明への交換など、できるところから節電に取り組んでみてください。

 

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この記事の著者

Naczi

1977年1月17日生まれ 長野県在住。旅人生活を経験し学ぶことの大切さを知り、25歳で立命館(法)に入学。卒業後リクルートを経て起業し並行して政治業界でも活動。2016年電力小売自由化に伴い電力業界に参入しゼロベースからノウハウを構築。幅広い知識が必要な業界であり、かつ、変化の激しい電力業界でお客さまが本当に安心できるインフラ企業の実現を目指す。

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